オープンセミナー岡山2021が11月27日に開催されました!
はじめに
かけるんです。
先日ブログに書いた通り、オープンセミナー岡山2021が11/27に開催され、無事大成功に終わりました。今回は各セッションや、終わってみてどうだったか、等々ふりかえってみようかなと思います!
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(おそらくですが)オープンセミナー史上最年少での実行委員長で不安とか緊張とかかなりありましたが、皆様に楽しんでいただけた最高のイベントとすることができたかなと思います。
河内 一弘さん(株式会社ヌーラボ)より、『働くを素敵にするチームのつくり方 〜「問題 vs 私たち」でうまくいく〜』
これまで数多くのプロジェクトやITコミュニティに参加してきましたが、うまくいったときはメンバーが持ち味を発揮しつつ、 新しい技術や方法論を取り入れたりステークホルダーを巻き込んだりしながら、チームとして問題に向き合えていたように思います。 今回の発表では、チームで困難を乗り越えながら楽しく働くためにはどうすればよいのか、経験談や失敗談を交えながらお話しできればと思います。 また、チームワークとコラボレーションを大切にしたヌーラボの仕事の進め方の一部も合わせて紹介します。
河内さんの失敗を乗り越え、工夫をこらしていくことで成長へと繋がったチーム作りのお話は物語を聞いているようでした...!
そしてやはり「コミュニティというチーム」という言葉が印象に残りました。目標達成を目指し、高めあっていくというのはまさに理想的なチームなのかなと思いました!そのチームがどんどん色々な人を巻き込んでいき、更には巻き込んだ人からも学びが返ってくる。まさにextend engineeringだな~!と思いました。
余談ですが、河内さんはETロボコンの運営などをされていたということで、大学の友人が河内さんのことを知っていました(うちの大学はETロボコンの活動が盛んな方だった)
当時私は別のロボット(マイクロマウス)の作成などやっていましたが、ETロボコンにも少しサークルを覗いたりしていたので、意外なところで繋がりがあったんだなぁと面白かったです。
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是村 潤さん(CircleCI)より、『繋げ繋げられてきたこれまでとこれから』
20年以上前のアメリカ留学から始まり現在に至るまで、日系(大小)、外資(大小)のIT企業で働いてきました。その間、意図的なものかどうかは別として、これまで色々な人や技術を繋げたり、はたまた繋げられたりしてきたなあと思います。 「extend engineering ~人と技術を繋げよう~」というテーマの今回のオープンセミナーでは、程よい距離感で技術によって繋げられてきたこれまでを振り返りつつ、今とこれからについても話したいと思います。IT業界でのキャリアの形について何らかの参考になれば良いなと思います。
是村さんの今まで様々なキャリア(どれもこれもとんでもなくすごい)を経験しながら繋がりを広げていくお話はとても素敵なお話だと思いました!
カスタマーサクセスとはどういったことをしているのか、是村さんはカスタマーとどう向き合っているのか、等のお話はとても学びの多いものでした。
お話を聞くまで、私はカスタマーサクセスがどういったものかについては結構曖昧だったのですが、途中出てきたカスタマーサクセスとカスタマーサポートの違いについての説明を受けて、カスタマーサクセスがどういったものなのかが自分の中にすとんと落とし込めた気がします!(それまではどちらかといえばカスタマーサポート的な認識だった)
今はまだ私のキャリアが浅く、カスタマーとの繋がりを持つ機会というのがないのですが、技術というのは人の手に渡って初めて動くものなので、是村さんのカスタマーとの向き合い方、というのは今後のキャリアで必ず参考になるときが来るだろうなと思いました...!
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尾古 豊明さん(株式会社リゾーム)より、『情報共有戦略と戦術』
IT業界で働いてかれこれ17年になりますが、頻度は低いながらも細々とブログを書いたり、社内外でも勉強会を主催したり、登壇したり、読書会を行ったりしてきました。 その活動がOSOの実行委員の方の目にとまり、登壇のオファーを頂きました。 インプット・アウトプットの方法は様々です。 今回は、インプット・アウトプットをどう捉えているか、どういう考え・戦略・戦術をもって情報共有を行ってきたかについてお話ししたいと思います。
尾古さん自身がこれまでやってきた情報共有戦略と戦術についてのお話を伺いましたが、どれもかなり細かく分析されていて聞いていて頭が下がる思いでした。
目標に対してどのような戦略を取っていけばよいか、参考になる部分が多かったです。自分がどうなりたいか、どうやればそうなれるのか、といったものが私自身わかっていない部分がありましたが、尾古さんの発表の中で少し明確になった気がします(話に出てきた、ラストマン戦略ってのが結構自分の憧れに近い存在かなと思いました)
そして最後には「頑張らなくてもいい」、「継続することだけは守る」という言葉にとても救われました。継続するということがもっとも重要であることを再認識させられると同時に、頑張りすぎないことも重要なんだよと教えていただきました。
何事もとりあえず継続してみる、それを心に刻んでいこうと思いました!
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mochikoAsTech さん(LINE株式会社)より、『人と技術を繋げる「技術文書」について』
私たちが新しい技術に触れるとき、よく最初の接点となるのは技術書、技術雑誌、公式のリファレンス、そして先達が書いてくれたQiita、Zenn、ブログなどの技術記事だと思います。 私はもともとWeb制作会社でインフラエンジニアをしていましたが、学びはじめたばかりの頃の自分や、その頃の自分と同じ初学者の人たちの役に立ちたい、という気持ちで技術書を書き始めました。そして好きが高じて、現在はドキュメントを書く専門職、テクニカルライターというポジションで仕事をしています。 このセッションでは、人と技術を繋げる「技術文書」について紹介すると共に、みなさんが技術文書を「書く人」になったときに、知っておくとよいことについてお話しします。
もちこさんがやっているテクニカルライターとはなんぞや、というお話、とても興味深いものでした。
テクニカルライターという職種について、私はもちこさんを知るまで知りませんでした。世の中にそのような職種があることも新たな発見でしたし、なにより人と技術の中間に存在し、多くの人が初めに目にするものが「技術文書」だとお聞きし、改めて「技術文書」の重要性を考えることができました。
QiitaやZenn、個人ブログ、書籍、いずれにしても大事なことを教えていただきました。やはり大事なのは「いっぱい読んで、いっぱい書く」ということ。読んで、書いて、自分の中の引き出しを広げること。初めから100点満点のものを作るのではなく、なんでもとりあえず最後まで作って出してみること。等々、大切なお話がたくさんでした。
私もいっぱい読んで、いっぱい書いてみようかなと思います!
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岩田 隆治さんより、『私の趣味TechとICTコミュニティ』
私は趣味で幾つかのICT技術(趣味Tech)を追っていますが、それらはやがてICTコミュニティと繋がり、その活動を通じて皆様に共有・還元されていくことが多く、その範囲は地元岡山から日本全国までと様々です。 本セッションでは「extend engineering」の一例として、私の趣味Techに関するICTコミュニティやその活動を通じて得られたモノをご紹介させて頂くことで、皆様がICTコミュニティ活動や新しいことを始める際の「きっかけ」をご提供できればと思います。
趣味としてやっているICT技術がコミュニティからコミュニティへと繋がって、現在の「岩田プロ」という存在を作り出しているんだなとお話を聞いていて思いました。
漠然と岩田プロのことを認識していたときは、ものすごいパワーを持った超人的な存在だと思っていましたが、コミュニティとの繋がりというのをとても大事にしていき、地道に自身との繋がりを広げていく努力を継続していった結果このようになったんだなというのがわかって、改めて岩田プロのことを超人だなと思いました!(笑)
やはり継続する力というのがもっとも重要かつ困難なものだと思っているので、そのパワーにあふれている岩田プロすごすぎる!、と思うのと逆に、繋がりを大事にし、継続していくことで岩田プロのようになれるかもしれない、と勇気をもらえるようなお話だったんじゃないかなとも思います!
コミュニティから受けた刺激を自分の中で消化、自分のものにしていき、新たなコミュニティへと繋げていく、まさにextend engineeringを体現したような方だと思いました!
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中道 一志さんより、『エンジニアは技術の前に、人と出会うのではなかろうか』
コミュニティを通してたくさんの技術に触れるうちに、エンジニアが何かを学ぶとき、まず人と出会うのではないかと考えるようになった。テクノロジーは各人の歴史の中に宿り、人を触媒として双発的に進む。 あなたは技術と出会っていますか?そして人と出会っていますか? 当セッションではオンラインでの交流が主となった現在において、人と技術、人と人が繋がり、エンジニアとして生きてゆくには、的な話をします。 あと最近論語にはまってしまいました。なので論語をはじめとする先人たちの知見をちょいとお借りしていい感じにお話しできればと思います。
中道さんの発表は、「自己研鑽的なこと、やりたいけどどうやっていけばいいかわからない...」という人に道標を示す、そんな内容だったように思います。私自身まだまだ未熟な部分が多くて、憧れだけはあって「なにやっていいかわからん...」ってなってしまいがちなんですが、改めて身を引き締められるような、そして勇気を与えてくれるような内容でした...!
論語から得た学びを今回のテーマを当てはめていく話は大変面白かったです!論語は学生のときにちょろっと触れるくらいだったのですが、少し興味が出てきました。
extend engineeringという言葉、私が考えた言葉ですけどなかなか言語化するのが難しいなぁと思ってまして、それを中道さんはすぱっと言語化してくださいました。勇気を持って、人との繋がりを広げていく、そのハードルをぐんと下げてくれる、そんなお話でした!
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皆様からのたくさんの反応
OSO2021開催して、皆さんから沢山の反応を頂きました!皆さんに盛り上がっていただけて大変嬉しかったです!
Twitterのハッシュタグ#oso2021 の反応をまとめてもらいました
特に
- OSO2021でポジティブな刺激を受けた
- 閉会挨拶での委員長の講評のフィードバック良かった
- テーマ設定が良かったおかげで良い話が聴けた(話せた)
と言っていただき大変嬉しかったです!
改めて皆様、ありがとうございました!
最後に
一時期は本当にやっていけるのかと不安に押しつぶされそうになりながらも、このような形で大成功を収めることができて良かったなぁとしみじみと思います。
ここまでやってこれたのはスポンサー・後援・協力していただいた皆様、そして運営であるOSO2021実行委員の皆様、そして参加してくださった全ての方のおかげだと思っています。今回の経験が私にとって大きな成長となったと思います。
コロナ禍によって少し縮小気味になってしまったコミュニティ文化にふたたび火を灯す、そんなオープンセミナーになっていれば良いなと思います。
私自身も、コミュニティ文化に対して勇気を持ってアプローチしていけるよう努力していきます!皆様でふたたび盛り上がっていけたらと思っております!
はい、それでは以上OSO2021開催しました~!というブログでした!
欲しい物リストを一応晒しておきます
https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/22FOV0STX2VAB?ref_=wl_share